川崎市高津区の市民団体が身近な自然に関心をと写真展を開催:区内の里山の風景写真を公募

川崎市高津区の市民団体「里山を守る会」(伊中悦子会長)が、区内の身近な自然を再発見して大切にしようと、2008年3月に高津市民館ギャラリーで初の「高津の里山風景写真展」を企画、12月10日まで作品を募集している。

写真展は、同会の提案で高津市民館の市民自主企画事業として開催され、同会と川崎市教育委員会が主催する。同館では、すでに写真展の一環として地元写真店経営の山本秀男さんを講師に、9月15日に同区久末の薬井門公園や久本山で撮影会を開いたほか、10月には高津市民館で緑地保全の視点から里山活動の楽しみ方などを学んだ。
写真展は、応募作品全てを展示する予定だがコンテスト方式で行われ、主催の里山を守る会と市教委が事前に推奨作品を選定する。また2008年3月7日から12日の展示中に来場者の投票による優秀作品を選び、最終日の12日に推奨作品と合わせて表彰を行う。
応募は、アマチュアなら誰でも可能。作品の内容は、区内の里山の風景(里山の中の雑木林や花のアップなどは可能)で、過去3年以内に撮影した未発表の作品に限定。大きさはカラー四つ切、A4サイズ、1人5点までで、作品は返却しない。入賞作品の著作権は撮影者に帰属するが、主催者が優先して使用する権利を有し、同会と高津区が行う出版を含めた事業に利用することを承諾する条件が付いている。
作品には、市民館などに配布の用紙に氏名、撮影場所、撮影年月日、タイトルなど必要事項を記入して添え、12月10日(消印有効)までに高津市民館に持参または郵送する。
作品の送り先は、213-0001川崎市高津区溝口1-4-1ノクティ2高津市民館「高津の里山写真展」係。問い合わせは電話044(814)7603高津市民館。