社会人アメリカンフットボール・Xリーグイーストディビジョン第4節、富士通フロンティアーズとROCBULLの試合が10月21日川崎球場で行われ、富士通が前半からリードしてタッチダウン重ね、スターター以外の選手も活躍して55対7と大勝、3勝1敗で2位を守った。
写真(上から)=RB進士祐介(28)の突破、WR米山晃嗣(80)のタッチダウン(いずれも第1Q/撮影:山本真人)、QB吉田元基のタッチダウン(撮影:藤井隆弘)、80ヤード走ったWR 金田一洋(7)のタッチダウン(撮影:山本真人)
富士通のキックオフで始まった試合は、富士通RB(ランニングバック)進士祐介(28)がキックオフリターンを奪って敵陣にせまり、3分18秒にK(キッカー)長谷樹(17)が22ヤードのフィールドゴールを決めて先制。8分36秒には進士、9分39秒にはWR(ワイドレシーバー) 米山晃嗣(80)がタッチダウンを決めて第1Qに17点を取っり波に乗った。
第2QでもWR(ワイドレシーバー) 河瀬聡(88)らがタッチダウンを重ねて前半で35対0とゲームを支配。第3Qでは、富士通守備陣がインターセプトなどを誘ってタッチダウンにつなぎ、WR(ワイドレシーバー) 金田一洋(7)が80ヤード独走してダッチダウンするなど得点を加算。防戦一方だったロックブルは、QB(クオーター
バック)藤原慶太(9)がタッチダウンを決めて意地を見せたが、反撃はこれまで。第4Qは両チームとも攻撃が実らず無得点で、試合が終了した。
富士通は、前節にアサヒビールシルバスターに負けたが、4節の勝利で得失点差で2位を確保。次節に勝利すれば、全勝のアサヒビールシルバスターと3勝1敗のオービックシーガルスの直接対決の結果次第でファイナル進出への可能性が高まった。