川崎市麻生区でえいぶるコンサート:県立麻生養護学校生徒が初出演

川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅前の新百合21ホールで10月21日の午後1時30分から「えいぶるコンサートinあさお」が開かれる。ことしのコンサートは、同区王禅寺に昨年開講した麻生養護学校の生徒が学外で初めて演奏、チラシの絵も担当した。

このコンサートは、ハンディのあるなしにかかわらず一緒に音楽を楽しんでと、クラシック界やストリートライブで活躍する音楽家をゲストに招き、区内の福祉施設に入居や通所している人のほか一般参加者が音楽を楽しんでいる。
コンサートは2部構成で4回目のことしは、1部がクラシックからラテンまで幅広いジャンルで活躍するマリンバ奏者・山崎史子さんの演奏。2部は、昨年も出演したヒップホップダンスチーム「ポロリ」、ストリートから出発した「ベストパートナー」が県立麻生養護学校高等部の表現支援コース音楽グループの生徒20人が出演する。
この生徒たちは、海外で活躍するバイオリニスト五嶋みどりさんが立ち上げた特定非営利活動法人ミュージックシェアリングの指導を受けており、今回は生徒、教師の師弟グループ「アンサンブルあさお&ミュージックシェアリング」としてバイオリン、フルートでラヴェルのバレエ曲「ボレロ」をアレンジした曲などを演奏する。
参加は自由で入場は無料。