川崎市宮前区のカッパーク鷺沼で夏まつり:水と癒しをテーマに多彩な催し

川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地のカッパーク鷺沼で、8月4日午後2時から7時30分までに夏まつりが開催される。カッパーク鷺沼は、土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フロンタウンさぎぬま、さぎ沼なごみ保育園の4つの施設があり、宮前区が区のシンボルゾーンと位置づけ、イメージキャラクターなどを公募し、昨年6月にオープニングイベントを実施した。今回の夏祭りは、シンボルゾーンの定着化を図るために同区が主催、さぎ沼商店会が東急田園都市線鷺沼駅前で催す「鷺沼サマーフェスタ」と同日開催となった。

ことしの祭りのテーマは、「水と癒し」で、各ゾーンごとに様々な催しを行い、来場者が全施設を廻るように5カ所でスタンプラリーを実施、修了者はプレゼントがもらえる。
土橋小学校では、体育館で午後2時30分から日本棋院から派遣されたプロ棋士が高齢者と小学生50人を相手に一斉に囲碁対局する「達人にチャレンジ!囲碁50面打ち」、イメージキャラクター「カッちゃん」姿の大型デコレーションケーキを作って試食する「みんなで作ろう食べよう、カッちゃんケーキ」、多目的広場で午後5時から東京交響楽団の演奏家による音楽教室「まちの音楽家を育てよう!」など。いずれも参加は限定だが見学は自由。
ふれあい広場では、午後2時から消防音楽隊&カラーガード隊のドリル演奏の後、水道局・宮前警察署・宮前郵便局の各コーナーで、生田の天然水「恵水」の試飲、応急給水拠点模型の組み立て実演、運動神経テスト、交通事故防止啓発、記念切手の発売などを行う。午後6時30分から広場内のせせらぎや水辺の広場に竹灯籠をともし、東京交響楽団による演奏「竹灯籠の明かりの中で演奏会」が行われる。この竹灯籠は、土橋小学校の4年生以上の児童が「夏休みチャレンジ学習」として7月24日から26日にかけ、地域のボランティアの指導で300個以上制作した。
フロンタウン鷺沼では、午後2時30分からシュートチャレンジ、キックターゲット、ドリブルチャレンジなどができるアトラクションコーナーとサッカーコーナーを設ける。
さぎ沼なごみ保育園では午後3時から、子育て相談、昔遊び、カレー・うどん・わたがしなどの飲食コーナー、人形劇、生涯のある人たちのバンド演奏などが行われる。
雨天の場合は、室内に変更し一部のイベントが中止になる。
問い合わせは電話044(856)3133宮前区役所総務企画課。

 さぎぬまサマーフェスタも同日開催

同日開催のさぎぬまサマーフェスタは、駅前の特設会場で29回目を迎える納涼盆踊りと6回目の鷺沼音楽祭、和太鼓&演歌ショウの3部構成で催される。盆踊りは3・4日の午後7時から9時30分まで、太鼓は3日の午後5時30分、演歌は午後6時30分から。音楽祭は4日の午後4時からで、有馬中学のブラスバンド、ビックバンドYCB、ラテン&ジャズの谷克己バンドのほか、ゲストに洗足学園ジャズボーカル講師で日本とアメリカで活躍するデイナ・ハンチャードさんが出演する。
詳細は鷺沼商店街のホームページ(アドレスはこちら>http://www.bo-net.net/saginuma/)。