川崎市多摩区のゴルフ場で初の外遊びモデル事業:親子250人がソリ遊びなど楽しむ

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川崎市多摩区枡形の川崎国際生田緑地ゴルフ場で7月30日、初の「こどもの外遊びモデル事業」が行われ、区内外から約250人の親子連れが参加、ソリ遊びなどを楽しんだ。

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多摩区区民会議では、自然環境の中で知育や子育てを楽しむ場を地域につくることを目的に「こどもの外遊び部会」を設け、運動場や公演などの広場、自然環境などを利用して子どもの創造力を培う外遊びの場を提供するため検討を行っている。
今回の事業はそのモデルとして、夏休みの1日を子どもたちに思い切り楽しんでもらおうと企画されたもので、川崎国際生田緑地ゴルフ場が協力、市民開放日に合わせて実施された。
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多摩区内だけでなく麻生区や宮前区、高津区、横浜市などからも小学1〜3年生を中心に幼児も加わり、きれいに刈り込まれたゴルフコースや豊かな緑の中で、子どもたちは元気いっぱいに走り回り、外遊びの楽しさを満喫していた。
主催者側もソリ遊びやロープ遊び、金魚すくいなどの遊びを用意、なかには子どもと一緒になって遊びに興じるお母さんの姿もいた。
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ただ、午前10時の開始から1時間ほどで激しい雷雨に見舞われ、落雷などの危険も予想されたため、主催者側では中止を決定。真っ黒い雲に覆われた空をうらめしそうに見上げる子もめだった。
区民会議では、10月にも多摩川せせらぎ池で催す予定。