川崎市麻生区の十二神社で薪能

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川崎市麻生区の十二神社で、9月13日に「しんゆり薪能」が催される。この薪能は、「しんゆり・芸術のまち」推進のための芸術文化イベントのひとつで、小田急線開業80周年と新百合ヶ丘駅北口の丘陵地を開発して誕生した新百合山手まち開きを記念して催されるもので、地元の小学生も舞台に参加する予定だ。

演目は、狂言「昆布売」と能「鞍馬天狗」。狂言は和泉流の人間国宝・野村萬さんアド野村扇丞さんが、能は金春流の櫻間右陣さんと宝生流の森常好さん(いずれも重要無形文化財総合指定保持者)と牛若丸役は4歳から櫻間さんに師事する矢島佑大さん、間狂言は和泉流の小笠原匡さんが演ずる。
会場の十二神社は、「新百合山の手」に向かう入り口付近にあり、このまちを作った「万福寺土地区画整理事業」が2005年5月に社殿を一新した。この境内に客席を設けて午後6時30分から薪能が演じられる。雨天の場合は麻生市民館大ホールに変更となる。
入場は全席自由で、前売り4000円、当日4500円。入場券は、小田急トラベル新百合ヶ丘営業所(044-952-1211)と同向ヶ丘営業所(044-932-0317)など扱っている。
問い合わせはフリーダイヤル0120-755-950しんゆり薪能実行委員会。