Jリーグ・川崎が横浜FCに圧勝:

070317fron01Jリーグ第3節1日目の7試合が3月17日に行われ、川崎は、ホーム等々力にことし昇格した横浜FCを迎えて対戦。昨シーズン「ハマナチオ」と称された横浜FCの堅い守備に対し、リーグ1の得点力を誇る川崎Fは、FWジュニーニョと黒津勝、絶好調のMFマギヌン、村上和弘が打ち崩して6得点をもぎとり圧勝した。

写真=初ゴールを挙げて喜ぶ川崎のジュニーニョ(右)と祝福する中村、マギヌン(背中)

スタンドは風が吹きすさぶ初ナイターで寒さが厳しかったが、キングカズこと三浦知良選手をはじめ山口素弘、奥大介、久保竜彦、小村徳雄選手ら元日本代表のベテラン選手を擁する話題のチームとの対戦を心待ちにしたファンも多く、18621人の観客が観戦した。
前節退場となったMF谷口博之に替わり河村崇大がボランチ、FWは前節(2節・神戸戦)と同じ黒津勝選手がスタメン出場。試合は、J2時代14勝2分1敗と相性がいい川崎ペースで始まり、MF中村憲剛の正確なパスでチャンスを何度も作り、14分にジュニーニョが相手守備を破って先制ゴール。待ちに待ったエースの初ゴールでチームは勢いづき、26分に黒津のシュートをはじいた相手ゴールキーパーのこぼれ珠を前に詰めていた村上が押し込んで追加点をあげた。さらに44分、マギヌンが自らのヘディングシュートを阻んだGKのこぼれ珠をきっちりと入れて3点目をあげた。
後半開始直後の48分に川崎のエース・ジュニーニョがこの日2本目のゴールをあげ、川崎の攻撃は更に勢いを増す。横浜も早いカウンター攻撃をしかけるが、川崎は落ちついて対応し。60分に森勇介が2枚目のカードで退場すると横浜FCのチャンス回数が増えるがゴールを割らせない。数的不利のなか69分、FWコンビのジュニーニョからのボールを受けた黒津がゴール。さらに80分には関塚隆監督の「クロ〜裏!裏!」の大きな支持を聞いた黒津が村上からのパスをきっちり入れて6点目を挙げた。
ゲームは川崎のワインサイドとなったが、55分に40歳のカズが交代で引き上げると、川崎の客席からも「お疲れさま」の掛け声と拍手が起きていた。
試合後の会見で関塚監督は「寒い中3月のナイターにたくさんのサポーターが来てくれうれしかったので、勝ちをプレゼントできてよかった。3節目にしてジュニーニョが初得点を挙げたことでいいリズムになった」と振り返った。
次のホーム試合は、21日14時キックオフのアジアチャンピオンズリーグ。対戦相手はバンコク・ユニバーシティ。


Jリーグ・川崎が横浜FCに圧勝:への2件のコメント

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