登戸稲荷社で初のどんど焼き:伝統行事を守ろうと稲田多摩川観光協会らが主催

070114dondoyaki00_1川崎市多摩区の登戸稲荷社で1月14日、地域の伝統的な行事を守ろうと初のどんど焼きが行われ、約100人が見守るなかで正月飾りをたきあげた。

写真(上から)=ミニのどんど焼き小屋に点火、どんど焼き小屋とほこら型の石、おき火でダンゴを焼く参加者

07010dondoyaki03_1セイノカミ(賽の神・歳の神)とも呼ばれるこの行事を主催したのは、稲田多摩川観光協会(原島弘会長)と同社崇敬会(伊藤満会長)。境内には同協会副会長の吉澤勘寿さんがイナワラなどで作った高さ80cmの円錐形のどんど焼きのミニ判小屋と、「どんど焼きの神様」として同区登戸の県会議員手塚悌次郎さんの家で江戸時代から守られてきたとして高さ約35cmのほこら型の石が備えられ、午前10時に点火。小屋が燃え落ちると持ち込まれた正月飾りをつぎつぎ炊きあげた。ほのおが下火になると、主催者が用意したシノダケに指した赤白のダンゴ20本が子ども達に配られ、火であぶって食べられた。
070114dondoyaki01_1主催者によると、登戸地区では昭和30年代ころまで各集落ごとにモンゴルのパオに似た小屋を作ってどんど焼きの行事が行われていた。しかし都市化とともに会場となる田んぼや原っぱがなくなり、どんど焼きを行う地域が減り、会場が確保できた年だけ行われるようになったという。
今回は、正月飾りをゴミに出すのは手塚さんの家で守られてきた「神」を借り数年前から自宅で正月飾りを炊きあげていた吉澤さんらの提案で復活。登戸中町町会を中心に張り紙をして正月かざりを集め、同神社にある初詣の参拝客が暖を取るための金属製のたき火用容器を使ってたきあげた。主催者の原島さんらは予想を上回る見物客に「来年以降もぜひ続けたい」と話していた。


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