狛江市助役に須田氏が就任:助役空席10年ぶりに解消

28910年間不在だった狛江市の助役に2007年1月1日付けで須田眞立市氏(67)が就任、新年の休み明けの4日、矢野裕市長から辞令を受け取り助役室に入った。執務室に入った須田助役は、さっそくスケジュールを確認(写真)、市議会議員らに就任のあいさつをかね新年のあいさつまわりがするのが初仕事。

地方自治法の改正によりことし4月から助役は「副市長」と名称を変更、職務の権限が明確になるが、当面は市長の補佐と職員の監督が主な仕事になる。同市では長期にわたって助役が空席だったため、市長がひとりでその職にあたっていたが、これから仕事の分担について話し合と予定だ。
須田氏は「収入役の任期は3月までだったが、地方自治法の改正で収入役の仕事は廃止され、「会計管理者」という名称で一般職員があたることになったので9月に仕事をやめた。3カ月家にいたため、モチベーションを上げるのにちょっと時間がかかるが、議会の全員から認めていただいて助役として仕事をすることになったので、気持ちを新たに、これまでの経験を活かして市長の補佐役に務めたい」と話している。

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