全国高校サッカー選手権大会:桐光学園が1対0で九州国際大付破り2回戦突破

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第85回全国高校サッカー選手権大会全国大会に出場している神奈川県代表の桐光学園高校(川崎市麻生区)は、1月2日に等々力競技場で行われた2回戦で九州国際大付属(福岡)を1対0で下した。3回戦にコマを進めた。
3回戦は1月3日に三ツ沢競技場で神村学園(鹿児島)とベスト8をかけて対戦する。キックオフは12時10分。

写真=九州国際大付ゴール右下に先制点が決まる

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桐光の2回戦の相手は、初出場ながら1回戦で富山第一(富山)を5対0で破り勢いに乗る九州国際大付。
桐光は前半から押し気味に試合を進めたが、再三のセットプレーのチャンスを決められず、0対0で折り返した。
しかし後半66分、コーナーキックからのチャンスにキーパーがはじいたこぼれ球をMF長谷川彩人(背番号14、3年)が右足でミドルシュートをたたき込み、九州国際大付のゴールネットを揺らした。
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この後は、GK大塚航二朗(背番号1、2年)のファインセーブに助けられる場面もあったが、キャプテンのDF高橋勝(背番号5、3年)を中心とした堅実な守備で虎の子の1点を守りきった。
試合後、佐熊裕和監督は「1回戦も2回戦も5分5分の勝負でどちらが勝ってもおかしくない試合だった。最後まであきらめず闘えば結果は出るのではないかという感じがここ数日で、生徒たちに自信となっている。ことしのうちのチームは崩して崩してというのはなかなかできないので、困ったときはリスタートでチャンスを作るというか、得点しなくても枠に行くことで相手にプレッシャーをかけるということを生徒にずっと言っきて、それがうまくいきました。あすもどういうサッカーになるかわかりませんが、結果を出して行きたいと思います」とひきしめた表情で話しすとともに、「応援に何度も助けられ、ホームとも言える県内の競技場でできる有利さをありがたいと思います」と観客に感謝の言葉を述べていた。

写真左上=佐熊監督に抱きついて喜ぶMF長谷川
写真右下=試合終了後、座り込んだ九州国際大付の選手を慰めるGK大塚

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