敬老の日に麻生区でシニアファッションショー:事故防止に反射材を使った衣服も紹介

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敬老の日の9月18日午後2時から、小田急線新百合ヶ丘駅前の新百合21ホールで65歳以上の麻生区民が自前のおしゃれな衣裳と、警察の依頼で夜間死亡事故防止キャンペーン用に作られた「反射材」を織り込んだ洋服を紹介するユニークなファッションショーが開かれる。

写真=上・反射材素材を織り込んだ生地で作った衣装、下・スカート、帽子、バックの格子模様の白い部分が反射材で太い白は反射材テープ

この「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」は、ひきこもりがちなお年寄りがおしゃれをして元気に外出することで介護予防をめざそうと、2001年秋から市民団体「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)がモデルを公募して毎年開催。2005年からは麻生区の魅力あるまちづくりのひとつ「世代交流事業」に位置づけられた。ことしは65歳から82歳のモデル29人が出演する。このうちの15人は過去の出演者で、開催までの準備の手伝いに参加するモデルさんもいるという。
ショーは毎年2部構成で行われ、毎年テーマ決めてて開催しており6回目のことしは一般的な「おしゃれな装い」のほか高齢者の夜間交通事故防止を目的に神奈川県警察本部交通課とタイアップして開催する。
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今回連携する県警交通課によると、昨年度の県内65歳以上の交通事故死者は80人で、そのうち夜間(午後6時から翌朝6時まで)死者は26人と3割を越えている。県警ではシニアの事故を減らそうと、昨年秋の交通安全の集いで反射材素材を開発したメーカーの協力で作った衣裳を披露、その普及につとめていることから同会に協力を申し出たという。
ファッションショーの1部では、モデルが県警から寄せられたセーター、コート、スーツ、マフラー、帽子などを着こなす。このほか、モデル公募と同時に行った反射板素材利用のデザインアイデアコンテスト応募作品などにより同会メンバーらが作ったスカート、ベスト、帽子、バックなども披露する。会場では車のヘッドライトにかわり、参加者一人ひとりが洋服に懐中電灯を当てて自分の目で反射素材を確認する予定で、参加者に懐中電灯の持参を呼びかけている。
2部の「おしゃれな装い」では、モデルが6月から9月までショーの裏方を手伝う東京田中短期大学などで体験学習して作ったスカーフやコサージュなどを自前の衣裳にあしらい、華麗なウォークではなやかな舞台を見せる。1部と2部の間には、区内を拠点に活躍する平均年齢66歳のシルバーバンド「保田稔&マウイ・アイランダース」がハワイアンなどを演奏する。
参加は自由で入場は無料。
問い合わせは044(965)5116麻生区役所地域振興課。


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