川崎市で秋の味ナシとブドウの品評会

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川崎名産のナシとブドウの出来ばえを審査する「川崎市ナシ・ブドウ品評会」(川崎市・市園芸協会主催)が9月1日午前9時30分から多摩区菅仙谷のフルーツパークで開かれ、中原区井田中ノ町の長瀬博明さんのナシ・豊水(無袋)が神奈川県知事賞、多摩区生田の小金亘さんのナシ・豊水(無袋)と多摩区菅の五嶌位昌さんのブドウ・藤稔(ふじみのり)がそれぞれ川崎市長賞に輝いた。出品されたナシとブドウは、午後から一般公開後に即売されたが、市価より2、3割引きとあって40分あまりで完売した。

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ことしは、長雨や全国的に異常発生中のカメムシなどの影響で出品数の大幅減少が心配されたが、ナシは昨年より10点減ったもののブドウは2点増えてほぼ例年並みの品物がそろい、主催者をほっとさせた。
品評会にはいまが盛りの豊水のほか菊水、二十世紀、長十郎、あきづきなど9種127点のナシと、巨峰、藤稔など4種11点のブドウが出品された。審査にあたったのは、米山裕・神奈川県農業技術センター横浜川崎地区事務所所長のほか、川崎市農業振興センター、フルーツパーク職員の7人。まず品種と無袋・有袋ごとに大きさ・果形・重さ・光沢・糖度・粒ぞろい・果肉の質などについて一つひとつ手にとって比較審査、ことしは試食も行って(写真・左)優秀・優良・佳良の入賞を決め、その後「市長賞」などの特別賞を選んだ。
審査員の講評によると「ことし長雨と梅雨明けの遅れで日照不足が続き甘みや玉のびが心配されたが、出品されたナシはその影響はほとんどない。生産技術が高く全体的によい出来」という。
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生産者が丹精こめて作った果実を求める市民も多く、毎年審査の始まる前から昼食持参で並ぶ人も増え続け、昨年は出品数を上回わり買えない人もでたほどの人気。ことしはあいにくの雨だったため客がやや少なかったが、それでも一般公開前には約100人が並び、公開と同時に求めたい品物を吟味(写真右)、先着順で即売が始まると目当ての商品を買い求めていた。午前9時前に来た幸区の一番乗りの男性は「3年前に受賞のナシを食べてから味が忘れられなく毎年来てます。ことしは早目に来て目当ての知事賞が買えた」と大きな荷物を抱えてにっこりしていた。