むいから民家園に盆棚飾り:農家の行事を再現

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狛江市元和泉2-15-5の狛江市立古民家園(むいから民家園)で8月12日、昔ながらの盆棚がつくられ、訪れた家族連れなどは珍しそうに見入っていた。

同園では茅葺き屋根の古民家を公開するだけでなく、都市化する以前の農家の行事を再現して展示している。盆棚も毎年、お盆の時期にいろりのある茶の間に飾っている。
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狛江に伝わる形式で再現された盆棚は、家の元の持ち主の荒井昭さんと名古屋日出夫さんが飾り付けを行った。木のたるの上にゴザをかぶせた盆棚の上には、キュ
ウリやナスにはしを4本刺して作った馬をはじめ、ハスの葉の上にサイの目に切ったナスを入れた器、キュウリ、ナス、カボチャなどの野菜、野の花、茶わんや
おわん、はしなどを配したお膳2組などが置いてある。また、四隅に葉の付いた竹を立て、張りめぐらした縄に枝豆やヒョウタン、ホオズキなどをつるしてあ
る。ただ、公営で宗教行事はできないため、通常は棚の奥に並べる先祖の位はいは省いてある。
最近は盆棚を飾る家も少なくなったが、狛江市一帯の農家では、13日に飾り付けを行い、15日には家族や親類などが集まって先祖の思い出話などをした。また、上新粉で作ったダンゴも供えたが、昔の子どもには大きな楽しみだったという。
盆棚飾りは15日まで一般に公開される。
問い合わせは電話03(3489)8981むいから民家園。