体の不自由な人やお年寄りなどのために役立ててと、狛江市の岩戸親睦会(秋元防人会長)が創立30周年を記念して6月17日、狛江市に車イス17台を贈った。
写真=狛江市に贈られた車イス
同会は1977年に青年団を母体として発足、年齢を問わず岩戸地域の住民が交流し、イベントなどの活動を通してきずなを深めようと活動を続けてきた。現在、185人が会員となり、盆踊りや秋祭り、元日のもちつきなどの中心的な存在として「縁の下の力持ち」役を果たすとともに、ハイキングやゴルフなどを通じて会員同士が親睦を深めている。
岩戸地域センターで催された17日の式典には会員や地元関係者など約80人が出席した。席上、秋元会長から矢野裕市長に車イス17台分の目録が手渡され、矢野市長は「この車イスは岩戸親睦会の地域への温かい配慮の表れ。大切に活用させていただきます」と喜んでいた。
秋元会長は「これまでの周年行事では会員へ記念品を配ってきたが、これを返上して地域のためになるものをと車イスを市に贈ることにしました」と話すとともに「会員の高齢化や人員の確保などの課題はありますが、地域のコミュニティーづくりのためにこれからもがんばります」と抱負を語っていた。
会場では、地元の岩戸ばやし保存会による獅子舞などが披露され、参加者たちはなごやかに歓談しながら、交流を深めていた。
写真左上=矢野市長(右)に車イスの目録を手渡す秋元会長
写真右下=岩戸ばやし保存会の獅子舞
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