ヤマザキナビスコカップ予選第5日が5月17日夜に等々力競技場で行われ、Bグループの川崎は大分トリニータに勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。
(写真=中村憲剛がロスタイムで決勝ゴールを決める)
雨の中で行われた試合は、互いに決め手を欠き、スコアレスドローのまま終わるかに見えたが、後半ロスタイムに川崎のMF中村憲剛が貴重な決勝ゴールを決めた。同じBグループでこれまで得失点差でトップにたっていた鹿島アントラーズが京都パープルサンガに敗れたため、は勝点12で1位になった。
18日に行われる他グループの結果を待たず、決勝トーナメント進出の条件(グループ1位と2位のうち勝点の多い上位3チーム)を
クリア、5月21日のアントラーズとの直接対決を待たずに準々決勝にコマを進めることになった。
試合後、関塚隆監督は「昨年は勝点が1足りず、決勝に進めなかったので、うれしい」と喜んでいた。