財団法人かわさき市民活動センターが、川崎市内を拠点に公益的な活動する市民団体を資金面で支援する「かわさき市民公益活動助成金」の説明会を4月13日〜15日まで多摩区役所など3カ所で開く。
この助成金は、2004年から始まったものでことしで3回目。内容は活動を開始して3年未満の団体を対象としたスタートアップ助成と3年以上の団体を対象にしたステップアップ助成の2種類。スタートアップは3人以上で構成する団体に1回限りで上限が10万円、ステップアップは5人以上で構成し3年以上の活動実績を持つ団体でこれまでの事業を発展的に拡大するする企画に対し経費の80%以内で100万円を上限とする金額で、総額は2300万円。また、ことしは特例としてスタートアップ助成を受けた団体でも10万円未満と限定付で申請できる。
助成金の審査は、公開プレゼンテーション方式で6月17日と18日に行われる。
問い合わせは電話044(430)5566財団法人かわさき市民活動法人。
説明会の会場と日程
13日=午後6時30分から多摩区役所11階会議室
川崎市多摩区登戸1775-1
14日=午後6時30分教育文化会館5階会議室
川崎区富士見2-1-3
15日=午後2時かわさき市民活動センター
中原区新丸子東3-430-2中小企業・婦人会館2階
助成金
助成金の財源は会社が支払う雇用保険料から賄われています。雇用保険料というと事情により会社を辞めた失業者のために支払われる失業保険を思い出しますが、その雇用保険料の一部は助成金にも利用されています。
その額は年間で3000億以上です。
雇用保険料から賄われているため融資とは異なり返済不要のお金です。
そのため雇用保険料を支払っている会社は助成金をもらう権利があります。
助成金は条件さえ合えばもらうことができるお金です。
しかし下の理由から助成金を申請していない会社が多いのが……