Jリーグが第6節の試合が4月2日に行われ、川崎はホーム等々力にジェフユナイテッド千葉迎えて対戦。リードしていた試合を終了間際に追いつかれ引き分けに終わり、順位も2つ下げ5位となった。
写真=後半81分のジュニーニョのゴール
等々力のサクラは満開。春休みとあってサクラのアーチを見上げながら来場する家族づれも見かけられたが、午後から雨の予報もあり客入りは10316人と伸びず、試合開始直前から小雨が降り始め、時々強風が吹き抜ける。3月29日のナビスコカップの初戦もあり、16日間に5試合と両チームの選手は疲労が重なっており、ツメの甘さが目立った。
試合は、開始1分に速攻でのFWジュニーニョが左足シュートを決め試合をリード。その後、落ち着きを取り戻したジェフも攻撃をしかけるがGK相澤貴志の好守に阻まれる。しかし18分、ジェフのDFストヤノフの攻撃参加からFW巻誠一郎に決められて同点。両チームとも攻撃はするものの、得点に結びつかず後半へ。
は追い風で有利な展開になるはずの後半、何度かチャンスは訪れたが相手DFに阻まれなかなか追加点が奪えなかったが、81分にMF谷口博之のヘディングをジュニーニョがバランスを崩しながらもゴール。ようやく得た追加点に雨の中を観戦するファンが沸いた。しかし喜びもつかの間、ジェフも猛攻、終了間際89分に一瞬のツキをつかれMF阿部勇樹にシュートを決められ引き分けに終わった。
終了後の記者会見でジェフのオシム監督は「後半はの方が気持ちを持っていたやっていたが、うちに運があった」と話したのに対し関塚監督は「勝ち点3を取れなかったのは残念だが、内容で言えばジェフを相手にこれだけの試合をできたのは、力がついてきたと思う。こういう厳しい戦いで勝ち点3を奪っていくという気持ちでこれからの戦いたい」と話した。
次節(7節)は4月8日15時に広島ビックアーチでサンフレチェ広島と、次のホームゲームは4月16日15時からプレシーズンマッチで引き分けた大宮アルディージャと対戦する。