麻生ロータリークラブが授産学園にブルーベリーの木を寄贈

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川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が1月20日、川崎市麻生区細山の川崎授産学園(小澤福美学園長)にブルーベリーの木を寄贈、会員と利用者などが一緒に植樹した。

写真(撮影、川崎麻生ロータリークラブ会員大野勉さん)=利用者と一緒に記念撮影(上)、小澤学園長(中央)と長瀬会長(右)ら(右上)、植樹作業(下)

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植えたのは、2004年に同区片平に開園した長瀬会長が経営する「さるたベリー」で育てられた高さが1.2〜2.3m5年ものの木で、収穫期が遅く鳥に食べられにくいラビット・アイ系のブライトブルー、ブルージェム、ハイ・ブリット系のフロリダなど15種15本。午前中に麻生RC会員がさるたベリーで木を掘り起こし、午後2時から長瀬会長をはじめ会員19人と同園利用者9人が道路から同園建物へのアプローチ通路脇の斜面に1時間半がかりで植えた(写真下)。同園では「大切に育てます」と大喜び、作業終了後、小澤園長が感謝状を長瀬会長に手渡した。
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麻生RCは、さるたベリーが正式にオープンする前から社会奉仕事業として、同園の利用者をブルーベリー詰みに毎年招待、交流を行っていた。同園は、授産事業として丘陵地の広い敷地を活用してシイタケ栽培や落ち葉の腐葉土、竹炭など農産物のオリジナル製品も販売している。こうしたことから、新たな取り組みとして無農薬で育つ健康食品として人気のブルーベリーを育て、園利用者と来園者のふれ合いに詰み取りを行ったり、将来的には商品化できないかと同RCに相談したところ、長瀬会長が育てた木のプレゼント話がまとまった。
植えた木は今年のせん定は終わっているが、今後は長瀬会長が育て方やせん定の仕方などの指導を行う予定だ。