川崎市立多摩病院:2月1日の開院に向け準備進む

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JR・小田急線登戸駅近くに完成した川崎市立多摩病院(川崎市多摩区宿河原1ー30ー37)が、2月1日の開院に向け準備作業が急ピッチで行われている。1月17日には、病院関係者の立ち会いのもと神官を招き入院患者用の食事を作る給食室の火入れ式も行われた。

写真=受け付けのシュミレーション作業をするスタッフ

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同病院は市立だが指定管理者制度を採用、医療行為と管理運営は聖マリアンナ医科大学が行う。このほど、亀谷学同大教授が院長に就任した。
同病院18診療科目の外来と入院施設、救急災害医療センターを整備。院内は、体を約1000分割して撮影ができるCTスキャンや心臓専門の手術室など最新式の医療機器を導入している。入院患者の病室は冷たい雰囲気をなくすため木製のロッカーを設置し部屋ごとにトイレとシャワーが備わっており(4人部屋は共用浴室も設置)、予約受け付け、カルテ、薬の処方、検査の結果などすべての情報をオンラインで結んでおり、支払いや器械で行うコンピューターの端末だけで700台以上ある。現在、医療機器はほとんど導入が終わり、医師、看護士、検査技師、医療事務など各スタッフが、外来や入院の受け付け、診療、救急医療などさまざまな場面を想定してシュミレーション作業を繰り返し行い、開院に備えている。
開院時のスタッフは医師約80人を含め約450人、このほか救急部門は専用スタッフ50人が交代で24時間待機する。外来患者は1日約800人を想定しており、入院は8病棟のうち6病棟体制でスタートする。同病院の診療については当初、かかりつけ医の紹介による医療連携を標榜していたが、必ずしも紹介状は必要としない。
外来は午前8時30分から受け付けが行われる。
問い合わせは電話044(210)2177。


川崎市立多摩病院:2月1日の開院に向け準備進むへの2件のコメント

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