むいから民家園でマユ飾り

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小正月の伝統行事を楽しんでと、狛江市立古民家園(むいから民家園・元和泉2丁目)で、1月14日、親子20人とボランティアなどがまゆ玉飾りを行った。

写真(上から)=マユ玉の飾り付け、完成したマユ飾り、粉付き、ハサミを使ってマユ玉を加工

050115mayu4_1まゆ玉飾りは、かつて養蚕が盛んだったころマユの豊作を願うために養蚕農家で盛んにおこなわれていた。この日は、ボランティアが午前8時からかまどに火を
くべて大かまで湯を沸かして準備。上新粉(米の粉)約7キロを蒸し、小学生や飛び入り参加の市民が土間でウスとキネを050115mayu2_1使って上新粉を4ウスついた。その
後、モチ状になった生地を伸ばして小さく切り、マユや動物など思い思いの形に整え、粉をひく石ウスに刺したヤナギのケヤキの枝に飾った。参加した子ども
はハサミを使ってウサギなどを笑顔で作っていた。
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飾り付けの間に、ボランティアが残った生地をダンゴにしてきなこやアンをのせて参加者にふるまった。
マユ飾りは高さが約3メートルの立派なもので約1週間展示する。