川崎鈴木達矢選手が阿部川崎市長を訪問:トップチームへの昇格を報告

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サッカーのU—16、U—17日本代表で川崎ユース所属の川崎市立高校3年生鈴木達矢さんが、1月12日に川崎市庁舎を訪れ阿部孝夫市長に2006年シーズンからトップチームに昇格することを報告した。

写真(上から)=市長公室でトップチーム昇格を話す鈴木選手(左)、市長と握手、同行の担任北嶋教諭、鈴木選手、阿部市長、高橋校長(左から)、緊張した面持ちの鈴木選手

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鈴木選手は緊張した面持ちで「新人なので一生懸命やってレギュラーとして試合に出られるよう頑張ります。目標は(ポジションが同じ)谷口選手です」と抱負を語ると、阿部市長は「競争してレギュラーを獲り、日本代表になれるようがんばって下さい」と激励した。
続いて行われた質疑応答で、自身の得意とするプレーについては「守備でボールを奪うこと」と自信のほどをのぞかせた。あこがれの選手は、プレースタイルが似ているFC東京の今野泰幸選手。中学2年時にプロに06011203_2
なること本格的に意識して練習に取り組んできたというが、ユースの監督からトッ
プチームへの昇格を告げられた時は「小さいころからの夢がかないとてもうれしかった。真剣に考えて決めた」とややはにかんだ表情。表敬訪問には、高橋靖之同校校長、担任の北嶋範生教諭も同行、年代別日本代表に選ばれても鼻にかけず、明るく真面目な学校生活を紹介した。

鈴木選手プロフィール

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鈴木選手は、川崎市幸区出身で塚越中学から市立川崎高校へ進学。1988年2月生まれで17歳、身長170cm、体重63kg。
兄の影響で幼稚園年中時代にサッカーを始め、地元リバーFCに所属しながら小学5年時に川崎サッカースクールに入り、中学からはユース(U—15、U—18)に所属していた。ユースチームでは守備的MFとして活躍し、年代別日本代表として海外遠征で出場経験を持つ将来有望な選手。
高校1年のころからトップチームの練習にも時々参加、2005年にはサテライト試合にスタメン出場経験したこともあり、2005年10月に昇格内定が発表された。が小学生サッカースクール出身でトップチームの選手となるのは初めてのケース。契約期間は2006年2月〜2007年1月。