川崎が2試合無得点で連敗:成績は6位のまま

051123sakka1_1J1リーグ第32節が11月23日に一斉に行われ、川崎はホーム等々力でジュビロ磐田に完敗した。チームは前節アウェイのセレッソ大阪で続いて無得点の連敗となったが、成績は6位にとどまった。

試合は、前半12分の得たフリーキックからの混成にFW我那覇和樹のシュートをGK川口能活がパンチング(写真)。続くチャンスにDF箕輪義信が高さ生かして攻撃参加したが、ジュビロDFに阻まれ、先制のチャンスを逃した。逆に24分にパスミスからジュビロFW前田遼一が先制ゴール。はパスコースを読まれ、再三カウンター攻撃を受ける。
後半は、56分に怪我から復帰したMF谷口博之が途中出場、ミドルシュートを打つなど攻守にわたり闘志あふれるプレーを見せた。磐田は自陣でのボールを再三インターセプトして猛攻、終了間際の88分にカレン・ロバートが追加点を決め2対0となった。2点ともアウグストより1歳年上の中山雅史がからんだ得点。
前回のアウェイでの対戦(7月2日)では、日本代表を多く出す強豪ジュビロ磐田に2対1と競り勝ったが、2度目の対戦となった今回はシュート数はジュビロの10に対しは15と上回ったもののGK川口の好セーブと試合巧者のジュビロの術にはまり完封負け。
試合後の会見で関塚隆監督は「相手にリードされた時に、まだ時間があるなかで落ち着いたプレーが課題。ジュビロさんは年間2敗はできないプライドの戦いで来た」と分析した。
リーグは残すところあと2試合。今節上位チームが負けや引き分けで1位のガンバ大阪から5位のジェフユナイテッド千葉までの勝ち点差はわずか4点となっており、優勝の行方は最終節までもつれ込みそうだ。勝ち点は49の川崎は、5位との差が4点に広がった。
川崎は次節11月26日15時から味の素スタジアムでFC東京と対戦、リーグ最終戦となる次のホームゲームは12月3日14時からガンバ大阪と対戦する。