川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売やカキの皮むきの長さを競うイベントなどを行う「禅寺丸柿まつり」が、10月16日午前10時から午後3時に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれる。
柿まつりは、「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催。一時中断した時もあったが、地元町会などが協力し「地域」のまつりとして毎年収穫期に合わせて催し、はやばやとカキが売り切れるほどの人気のイベントだった。
9回目のことしは、柿生中央商店会(野村衛会長、加盟店45)が柿生禅寺丸柿保存会(森章会長)の協力で単独で主催。会場が狭いため、タネ飛ばしや太鼓の演奏など例年行われていた催しの一部がなくなったものの、抽選会で商店賞を出すなど初心に戻って商店会活性のためにまつりを盛り上げる。
人気の皮むきは、午前10時30分、11時30分、午後1時、2時の4回。会場では、ヤキソバ、ヤキトリ、豚汁や飲み物などの模擬店、禅寺丸ワインの販売なども行われる。小雨決行で、大雨の場合は23日に延期する。
問い合わせは電話044-988-0106福田商店。