川崎市高津区の橘SCが、全日本少年サッカー大会に初出場

050806tatibana2川崎市高津区の少年サッカーチーム「橘サッカークラブ」(大貫一彦監督)が、福島県のJビレッジで8月7日から開かれる第29回全日本少年サッカー大会に初出場する。同大会は小学校高学年の数少ない全国大会で、Jリーガーも小学生時代に数多く出場しており、サッカー少年のあこがれ大会。
昨年の同大会はマリノスジュニアが優勝したため、優勝県特典の出場枠2チームルールに当たり準優勝の同チームが参加する。川崎市の少年サッカーチームが同大会に出場するのは、10年前の南百合丘少年サッカークラブに次いで2回目の快挙だ。

写真=大会に向けて練習中の橘SC(上・中)、阿部川崎市長から激励を受けるメンバー(下)

050806tatibana3同クラブは、1994年に高津区子母口小学校を拠点に活動開始、同校周辺の高津区・中原・宮前区の児童110人が所属している。この大会に出場する6年生の選手は、キャプテンの平野健斗君以下23人で、女子選手も一人おりレギュラーとして活躍中だ。
5月から始まった予選の県大会には402チームが参加。橘SCはくじ運にも恵まれて順当に勝ち進み、6月19日の決勝戦で横浜F・マリノスプライマリーと対戦、結果は6対0と完封負けだったが、準優勝チームとして代表入りになった。
橘SCは夏休み入ってからはこの大会に照準をあわせて練習も一段と熱が入り、芝生の公園などでも練習を重ねて本番に備える。
試合でベンチ入りできるのは16人だが6年生選手全員が7日にJビレッジ入りし、試合に出ない選手らは応援要員としてチーム一丸で試合に臨む。
大会は、都道府県代表48チームを12組に分けて一次ラウンドのリーグ戦を行い各組みの1位が2次ラウンドに進出。2次ラウンドは12チームを4グループに分け各1位が決勝トーナメントに出場する。
2組の橘は一次ラウンドで札幌FC(北海道)、山口SS(山口)、宇佐高田FC(大分)と対戦する。050810tatibanasc
大貫監督は「チーム創設12年目で、常に全国大会に出場できるほどの力はないが、ことしはチームの力だけではなく、運に恵まれ全国大会に出場できた。今までの練習の成果を十分に発揮し、川崎市、そして神奈川県の代表として全力を出し切り、悔いのない試合をしたい」と語った。
全国大会出場を前に7月20日は、選手23人と大貫監督、6年生コーチ松山雅彦さん、川崎市サッカー協会副理事長の加藤渉さんが参加して川崎市役所の阿部孝夫川崎市長を表敬訪問、阿部市長から「試合で頑張って下さい」と激励の言葉を受けた。


川崎市高津区の橘SCが、全日本少年サッカー大会に初出場への1件のコメント

  1. nmf日記 コメント投稿者

    【全日本少年サッカー】準決勝

    偶然、日テレでやっていた試合を観た。 第29回全日本少年サッカー大会 The 29th Japan U-12 Football Championship 今日が準決勝で、明日が決勝。 結果は以下の通り。 東京ヴェルディ・ジュニア(東京) 0-1 横浜Fマリノス・プライマリー(神奈川) JFCファイターズ(栃木) 2-1…..