7月17日のJリーグ第17節の試合で川崎はホーム等々力にセレッソ大阪を迎え対戦、3対2で下し3連敗をくい止めた。競技場は7月6日のFC東京戦の引き分け以来の勝利と、ケガで戦線離脱してマルクスと我那覇の復帰に喜びにあふれた。
写真=先制点となる谷口のヘディング(上)、追加点を決めサポートとともに喜ぶアウグスト(背番号4)(下)
ゲームは前半29分、F川崎のMF谷口がヘディングで先制点、チームにとって3試合降りの得点に力を得て続く30分にMFアウグストが中盤から単独でペナルティエリアに入りシュートを決めた。42分にカウンターからC大阪MF布部のゴールを許したが、後半開始まもなくの49分、ペナルティエリアに飛び込んだF川崎のFW黒津を止めるためC大阪のDF山崎がこの日2枚目のカードで退場。このファールで受けたPKをFWジュニーニョが決めて2点差とし、数的にも試合を有利にした。粘りを見せるセレッソ大阪は74分にMF苔口がゴールを決め1点差に迫り猛反撃をしたが、GK相澤やDF陣がゴールを守った。
流れを変えるためにF川崎は、77分にケガの癒えたMFマルクスを投入さらに81分には15節の鹿島戦で復帰したFW我那覇が黒津と交代し、サポーターを沸かせた。
F川崎は、シーズンの折り返しとなる17節に勝ち12位と中盤の順位を維持することができた。次節18節(7月23日)はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦する。J1リーグは日本代表の日程などの都合で次節終了後に約1カ月中断する。次のホーム試合は再開する8月20日で、午後7時から大分トリニータと対戦する。