川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センターふれあいの広場で7月21日夜、恒例のホタル観賞会が開かれる。
特定非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有委員長)が「いまの子どもたちにも、ホタルを見せよう」と催すもの。同会は、センター屋上や広場の利用受け付け
のほか、センター内の草刈りや麻生川の清掃などを行うボランティア団体。ホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと10数年前から、同センター職員らの
協力を得てかつて一面の田んぼだった同所内に残る昔の水路につぎ足す形で人工の水路を作り、ホタルの住める里づくりに力を入れている。昨年夏に、特定非営
利活動法人となり、センター内や周辺の環境改善に力を入れている。
ホタルが産卵して育つ環境を作るのは難しく、95年から毎年ヘイケホタルを求め、水路上に作ったケージに入れて観賞会を開いており、毎年楽しみにしている市民も多い。
観賞会は、午後6時からだが、ホタルが光りはじめるのは午後7時ころの予定。を問い合わせは電話044(988)1254鈴木さん