多摩区のせせらぎ館で初のコンサート:多摩川などテーマに

05053seseragi1川崎市多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館で4月3日、初のコンサートが開かれ、多摩川を散策する市民などが足を止め、懐かしい唱歌や多摩川にちなんだ曲に耳を傾けた。

川崎市多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館で4月3日、初のコンサートが開かれ、多摩川を散策する市民などが足を止め、懐かしい唱歌や多摩川にちなんだ曲に耳を傾けた。
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二ヶ領用水の取水口にある同館周辺はサクラも多く、多摩川を訪れる人に潤いをと管理運営を行っているNPO法人多摩川エコミュージアムが主催、国土交通省京浜河川事務所、川崎市などが後援して催したもの。自然をテーマにした音楽音楽活動に加え、土岐善麿作詞、中山晋平作曲による多摩川を紹介した隠れた名曲「桜の多摩川」の普及活動もしている多摩区枡形の小川聖子さんと河野順さんのデュオ「J&S陽だまりコンサート」が出演。二人は「さくらさくら」「この道」など懐かしいの唱歌のほか、河野さんの編曲による「桜の多摩川」とオリジナルの「桜の多摩川」などを披露した。
ことしは、サクラの開花が遅く、堤防沿いの花はまだ三分咲きだったが、聴衆は穏やかな日照りのなかでの「春」の歌に大満足、大きな拍手を送っていた。