麻生区で26日、中高生がダンスやバンド競演

川崎市麻生区内の中学生と高校生が出演する「青少年児童音楽(ポピュラー)フェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が、3月26日午後1時から新百合ヶ丘21ホールで開かれる。ことしは、12団体52人が若さあふれるさまざまなパフォーマンスを披露する。

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと2002年3月に初めて開かれ、小学生から高校生が舞台で音楽やダンスを披露、自分たちが望むまちについてパネル展示で発表し大きな話題を呼んだ。
今回も麻生東地区社会福祉協議会、麻生区主任児童委員会らで実行委員会を結成、出演団体のメンバーも参加して準備を進めている。当日は出演者が交替で舞台進行や司会を担当する。
ダンス部門の出演は、昨年初出演した白鳥中学OBの「笑×笑(わらわら)」のみ。 バンド部門は、中学生4、高校生7の11団体で、トリを務める「G-iron」は中学卒業時から連続4回出演、ことし高校を卒業し今回が最後の出演となる。参加者の多くは友人が出演した過去のフェスタを見て応募した若者や、高校進学後も中学時代の同級生とバンド活動を続けているグループなど。
出演時間は1団体10分で、オリジナルダンス、人気バンドのコピー曲を演奏するが、なかにはロックのオリジナル曲を演奏する団体もある。
また、ゲストとして、新百合ヶ丘駅で時々ストリート・ライブをするプロのユニット「じみ変」が「星ふる夜はあなとと二人で」など4曲を演奏、ダンスグループ「ビバ・コリーガ」「焔舞」が「川崎おどり」と「好きですかわさき愛の歌」をミックスした「イーじゃんダンス川崎」を披露する。
ロビーでは、出演団体のメンバーが書いた「こんな居場所がほしい」のパネルも展示される。入場は無料。
問い合わせは電話044(952)5500麻生区社会福祉協議会。