とどろきアリーナで矯正展:刑務作業品の展示即売など

川崎市中原区のとどろきアリーナで、2月12日、13日の午前10時から午後5時(13日は午後4時)まで刑務所で作られるさまざまな品物の展示即売や刑務作業の体験教室などを行う「第9回とどろきアリーナ矯正展」が開かれる。

犯罪の増加と共にいちじるしく増加する被収容者の過剰な収容実態などを背景に、「矯正施設(刑務所、少年院、少年鑑別所等)は、今…」をテーマに、矯正現場の活動を紹介しその役割の重要性を一般に理解してもらうことを目的に法務省東京矯正管区、横浜刑務所、(財)矯正協会刑務作業協力事業部の三者が主催、川崎市などが協力する。
会場では、刑務所、少年院、少年鑑別所の役割と実情を紹介する写真パネルの展示や矯正行政のビデオ放映のほか、刑務所内居室の模擬舎房も設置。金属・洋裁・木工・皮加工など約900種23000展の刑務作業品の展示即売が行われる。このほか、白根凧製作(12日は30人、13日は20人、無料)や刺し子(300円)、ステンドグラス(800円)、親子で参加できる木工(300円)など刑務作業の体験教室や長野刑務所の機織り、府中刑務所のレーザー加工の実演コーナー、川崎選手のグッズ販売などのチャリティーオークションも行われる。
問い合わせは電話048(601)1607法務省東京矯正管区作業課。