市民が調べた江戸時代の宿場町・旧津久井街道歴史マップやごみ集積所の実態調査など、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第3回まちづくりフェスティバル」が、2月4日、5日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階のアトリウム(吹き抜け通路)で開かれる。
フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会に参加する区民58人が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、昨年の活動報告をする。
4日はおとな対象の報告・発表で「まちづくり広場〜こんな活動をしています」、5日は親子を対象に「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する旧津久井街道歴史マップは、文化教育部会が地域の古老などから聞き取った話と、登戸の渡し場から小泉橋までの江戸時代の街道筋にいまも残る北向き観音、水争いの供養塔、文学碑など史跡の紹介や昔の写真をまとめた労作。このほか、区内の防犯マップ、放置自転車対策、福祉散策マップ(向ヶ丘遊園〜広福寺コース編)、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介、どんど焼きやお盆など伝統行事の一部を載せた歳時記などをパネルで展示する。
来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の6日〜16日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3131地域振興課。