川崎教育文化会館で1月22日に教育基本法改正の反対集会

国会上程について政府与党間で協議中の「教育基本法」の改定案について、その問題を明らかにする「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会」が、1月22日午後1時30分から川崎市川崎区の川崎市教育文化会館で開かれる。

改正案はエリート選別や愛国心強要なども盛り込まれる危険性が高いと言われており、県内の教師、弁護士市民運動家ら構成する「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会実行委員会」が主催、収容人数が1900人と大きなホールを持つ同会場が県会場となった。同会では「教育基本法の『改正』であなたも、こどもも危ない ここでとめなきゃ、いつ止まる」のキャッチフレーズで参加を呼びかけている。
集会は、教師や親の立場から考えるパート1「先生が熱く語る教育基本法顔悪をめぐる『昨日』『今日』『明日』」と、なし崩しに戦争への道を歩み始めることに疑問を持つ立場からパート2「ここで止めなきゃ、いつ止める」の2部構成。パート1には東京大学・高橋哲哉さん、社会臨床学会・小沢牧子さん、国際基督教大学の藤田英典さんのほか、県内の小・中・高校の教師が、教育現場の実情を話す。パート2は漫画家・石坂啓さん、千葉大学・三宅晶子さん、松山大学・大内裕和さんのほか、厚木基地の騒音問題など沖縄に次ぐ基地を抱える県内のさまざまな立場の市民が発言する。
集会前の午後1時からは、沖縄の島歌などを中心に歌っているユニット寿(kotobuki)のピースコンサートも催される。また、集会後は、参加者が鳴り物入りで会場から川崎駅までパレードを行う。
参加は、資料代500円(高校生以下は無料)、2歳以上の保育もある。また、駐車場(川崎競輪場内)もある。
連絡先は電話044(922)4917ぐらす・かわさき/044(211)0121川崎合同法律事務所。