川崎市麻生区の麻生市民館野外ステージ(川崎市麻生区万福寺1-5-2)で麻生菊花会(久保田啓司理事長)の会員が丹精込めて育てた花を展示、連日多くの市民が訪れ、熱心に鑑賞している。
同会は、麻生観光協会(小島一也会長)の下部組織として3年前発足。
会員28人が出品した茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。毎年出品点数が増え、ことしは昨年より21点多い181点が並べられている。
会場では、育てた鉢物のほか、小菊なども販売している。
会期は13日まで。同会によると、夏場が暑くて育てるのが難しかったが、全体的には良いできという。