車体に「音楽の街・かわさき」をPRする楽器や楽譜を描いた川崎市営バスがお目見えし、10月27日から市内を走っている。
(写真=塩浜営業所に配車された白デザインのラッピングバス)
「『音楽のまち・かわさき』推進協議会」(会長・西室泰三東芝会長)が、川崎市に提案して制作されたもの。塩浜、上平間、井田、鷲ケ峰の市バス営業所に各1台配車し、臨海部から丘陵地帯までそれぞれの路線を走る。利用路線は「川03系統 県営埋立線(川崎駅〜浮島バスターミナル)」、「川71系統 御幸線(川崎駅〜小杉駅)」、「鷲02系統 有馬線(小杉駅〜鷺沼駅)」、「溝17系統 柿生線(溝口駅〜柿生駅)」。
ラッピングバスは白地に楽譜や花を描いたものと青地にバイオリンなど5種類の楽器を描いた2種類のデザインで、いずれもパステル調のカラフルな色で「音楽のまちかわさき」の文字が描かれている。
一般利用前日の26日午後3時15分から市役所第三庁舎前で阿部孝夫市長、西室会長、小玉孝夫交通局長、高橋フサノ推進協議会事務局長らが出席してバスの発表会が行われ、洗足学園音楽大学OBが川崎市出身の歌手・故坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」などを演奏しお披露目に花を添えた。西村会長は「ミューザ川崎シンフォニーホールのシンボルにしたい」とあいさつ、阿部市長は「市内7区を音楽の街としてつなげたい」と語っている。