9月21日から30日までの「秋の交通安全運動」を前に17日、麻生警察署がテレビキャスターの津島亜由子さんを1日署長に迎え、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で交通安全を呼びかけるキャンペーン活動を行った。
(写真は新百合ヶ丘駅前でチラシを配って交通安全を呼びかける津島“署長”)
津島さんは同区古沢の麻生警察署で諸澤憲弘署長から委嘱状を受け取り、制服に着替えた後、署内の駐車場で行われた出発式で「以前、自転車に乗っていて事故に遭いそうになったことがあり、それ以来気をつけている。交通事故をなくすには、一人ひとりの心掛けが大切です」とあいさつした。
その後、諸澤署長とともにオープンカーに乗り、神奈川県警音楽隊と同カラーガード隊を先頭に11団体約150人が参加し、同署から麻生区役所前、万福寺大橋を通って新百合ヶ丘駅南口までパレード。ファンの追っかけのカメラマンに囲まれながらエルミロード前で、道行く人に交通安全を呼びかけるチラシを配った。
津島さんは「警察の制服を着てオープンカーに乗るのは初めての経験で、緊張しました。みなさんもマナーを守って事故をなくしましょう」と話した。
ことしの秋の交通安全運動は、子どもと高齢者の交通事故防止などが重点。期間中、同署では、事故多発路線の百合丘交番前、吹込交差点、柿生交差点に街頭監視所を設置するほか、交通安全講話付きのゲートボール大会、早野地区の高齢者世帯の訪問など事故ゼロをめざした活動を展開する。