川崎市内で作られたナシとブドウの品評会が、9月3日に川崎市フルーツパーク(多摩区菅仙谷3-17-1)で開かれる。出品された果実は午後に即売される。
長十郎ナシの発祥地の川崎市は、地場産のナシを「多摩川ナシ」と名付け「かわさき農産物ブランド」に登録、栽培技術の向上などを目指し、毎年この時期に品評会を開いている。
関係者によると、ことしは春先から高温で例年より開花時期が早く、梅雨が小雨だったため小ぶり傾向だが日照が良好で糖度が高く高品質という。
午前9時30分からの審査には、豊水、菊水などのナシ約130点、巨峰、藤稔などのブドウ約10点が出品される予定で、当日は、神奈川県横浜川崎地域農業改良普及センター所長など7人が、色、形、重さ、糖度などを審査して優秀作を決める。出品されたナシ、ブドウは当日午後1時から一般公開され、2時30分から即売される。即売は農家のえりすぐりのものだけに毎年人気が高く、またたく間に売り切れる。
問い合わせは電話044(860)2461市経済局農業振興センター農業振興課。
交通=JR南武線稲田堤または京王線京王稲田堤駅からバス西菅団地下車徒歩5分